Population Pharmacokinetics/Pharmacodynamics、Modeling & Simulationの臨床試験への効果的適用を目的とした、少人数のワークショップ、実際にPCおよびソフトウエア(NONMEM等)を用いた演習セミナーです。
対象 |
医薬品の臨床開発研究者
患者を対象とした研究を行っている大学研究者・教育者
医療機関で薬物治療の最適化を研究対象・業務対象としている医師・薬剤師等 |
コース |
3コース開催 (同時開催)
初心者コース
- コースの概要と目標:NONMEMによるPopulation pharmacokinetic 解析の一連の手順や手法の習得を目標とした初心者向けのコースです。モデルデータを用い、NONMEMプログラムの起動、コントロールファイルの作成、解析、結果の評価を行います。
- 対象:臨床薬物動態の概念はおおよそ学んでいるが、Population pharmacokinetic 解析を今まで行った経験がない方。
上級者コース
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上級者コースでは、PK/PDコンセプトからexposure-response解析の医薬品開発での活用までを扱います。exposure-responseモデルの理論と活用事例、陥りやすいピットフォール等について、講演とケーススタディ演習を通じて学んでいただきます。
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スキルレベル: Rの基本的な使い方を学んだ方(簡単な線形・非線形回帰分析の経験があると望ましい)。ケーススタディ演習では統計解析ソフトRを主に使用します。当日、各演習で使うRのサンプルコードを配布しますので、本格的なRプログラミングスキルは不要です。
モデル診断コース
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コースの概要と目標:NONMEMによるPopulation PK解析を行ったとき、モデルのあてはまりや頑健性などを評価することをモデル診断(Model Diagnostics)と言います。本コースではモデル診断の基本的な手法と考え方と、それに関連したRパッケージ(Xpose4)やPerl(PsN)の使い方を学ぶことによって、選んだモデルが妥当であるかどうかを判断できるような基礎知識を得ることを目標とします。
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対象:初心者コースを受講しNONMEMの基本的な使い方を学んだ方。統計解析ソフトRの使用経験はなくてもかまいませんが、多少の使用経験があると受講時に理解しやすくなります。
※全コースにNONMEMをインストールしたPCをご用意致します。 |
予定人数 |
初心者コース: 30名程度
上級者コース: 30名程度
モデル診断コース:30名程度 |
日時 |
2024年8月21日(木)、22日(金)
初日 9:00 受け付け開始 9:30 開会式
二日目 17:00 終了(予定)意見交換会:2023年8月21日 18:00-20:30予定 |
場所 |
横浜薬科大学 横浜市戸塚区俣野町601 大学HP |
参加費 |
(予定)
一般:65,000円 大学・病院:40,000円 学生:30,000円 |
主催 |
一般社団法人 医薬品開発のためのPopulation Pharmacokinetics/
Pharmacodynamics研究会 |
申込方法 |
参加登録 |
テキストのみの販売はいたしません。
なお、参加コース分のテキストのみを配布いたします。